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この不況の中、 2年で1億の利益増を達成した、ノピア運輸の ISO取得による「驚異の成果」の秘訣とは? ノピア運輸の松木専務がある会合の帰りに、私にポツリと言った。 私 「審査費用とコンサル料合わせて全部で一本ぐらいですよ」 松木専務 「最大の得意先がCSR<企業の社会的責任>に熱心だから、ISOは、 私「一つ約束しますよ、私の言う通り真剣に取り組めば、必ず具体的成果が出ますよ」 翌月、10人の幹部に説明会開催。以外にも、殆どの出席者が「すぐやろう」と発言。 ノピア運輸のISOキックオフは2008年1月の正月の休み明けに本社会議室で行 私は、終日殆ど立ちっぱなしで、オリエンテーションとISOの概要説明をおこなった。 私は、具体的な他社のISO成果事例を熱っぽく紹介し、成果イメージを植えつけた。 ISOに期待する内容が、不安に思うものよりはるかに多かった。 現場マニュアルは一つもない! 私 「無ければ、無いでいいでしょう。ISOをやりながら、現場手順書をつくればいいでしょう、大きな問題ではありません」 以後、プロジェクトがスタートし、月2回、2週間のサイクルで、進行していった。 井上社長は、所要で2回欠席したが、その他は全て出席した。 毎回宿題が出され、やり方が理解できないメンバーは、翌日メンバー同士の 9001のシステムが約5ケ月で90%完成し、先行して現場で稼動させ、14001の 12ケ月後、ISO統合(9001+14001)システムがほぼ完成した。 14001は、各営業所が所在する都道府県,市町村の環境関係の条例や、法律を 内部監査員は30人養成して、隣の拠点を相互に監査する計画をつくった。 埼玉から鹿児島まで、ほぼ各2回の監査が行われ、監査結果、及び監査員の 結局、3営業所がこの監査の結果「再監査が必要」の判定になり、該当した営業所 こうして、15ケ月後一次審査を迎えた。軽微な「指摘」が11項目あったが、 1ケ月半後の本審査は「指摘事項なし」で、本審査(二次)をパスした。 <その半年前頃から、現場で成果が出だしてきた。> コスト上昇分を顧客に転嫁する「サーチヤージ制」の導入が新聞をにぎわしていた。 ノピア運輸は、この時「偶然にも」ISOに取り組み、各営業所が「目標管理」で それまで、ドライバーたちは高速道路を「150キロ以上」で走っていた。 ノピア運輸に就職する運転手はテクニックはあるが「暴走族」が多かったのだ。 それが、ISOの目標管理をスタートしてから、「エコ族」に見事変身。 燃費効率は劇的に向上した。 「早く走る」から「少ない燃料で長く走る」に運転手の価値観が転換した。 燃費の改善は驚異的だった。ガソリン代が高騰しているにも係わらず、前年より 全営業所で年間4,000万円以上のコストダウンになった。 経理部長、社長そして松木専務が唸った。「ISOはすごい!」と。 人間の「意識改善」ほどコストに影響するものは無い。 サービス業で競争力を決めるのは、サービスの担い手であるドライバーであり、 更にノピア運輸で2年で1億の利益増が起きた「改革」の主要なものは 2.顧客満足度向上対策によるフリー客の大幅増で、利益アップ 3.営業所長の意識改善で、各営業所の家賃引き下げげに成功! さあ、ISOによるノピア運輸の改革の現場は如何だったでしょう? ノピア運輸は今年創業100年を迎える「老舗の重量物運送業」。 現場の所長にはこの道40年という「職人」が何人も。 昔は、ピアノを2階に上げるのに「滑車」を使った。今は、クレーンでやるが、 ISOで一番問題だった人々がこれらの人たちだった。 内部監査で質問の意味がわからず、しばしば監査を中断し、 しかし、1年後には、ベテランが後輩にISOについて教えを乞う状況になり、 そして今、世代交代がスムーズに進んでいる。 以上の「改革」で、ノピア運輸は、この不況にも係わらず、売り上げは減少したが、 更に品質面では、主取引企業C社からは、全国約100社の取引運送会社の中で、 井上社長はこう述懐している。 「今まで、別のテーマでコンサルタントに一千万円以上の教育費を払ったことが 今の私の心境はといえば「ISO様様です!」 そして、松木専務に約束した「真剣に取り組めば、きっと具体的成果が出ます」 松木専務にその話をしたら、専務は「世の中、話半分という事がしばしばだが、 この実績の大きな差異は、ノピア運輸の社員の資質の高さとリーダーの力だと <完> |
中・小企業のISO取得の意味とは・・・こんにちは、西川です。私はISOのコンサルタントも審査機関の役員も経験しました。このホームページは、小企業の経営者向けに作成しています。何故そうしたのか?決して「お客さんの数が多い」からではありません。 実は、ISOは小企業の方が成果がでるからです。これは私の経験から、はっきりいえます。一つ事例で説明しましょう。 <たとえば、小さな引越屋さん> 「作業マニュアル」。素人が引っ越しをやれば、何時間かかるかわからない。要領よくやれば、2~3時間で終わる。それを可能にするのが「手順書=マニュアル」だ。しかし、中小の引越屋さんは、教育に時間をかけられない。早期戦力化の有力ツールがISOなのだ。今、中小のサービス業がISOをとるのは、こうした事情による。そして、1日2軒できるか、3軒できるかは、採算(経営)を大きく左右する。 大企業には、ISOは不要?ISOは、大企業から取得がスタートした。しかし、すでに、優秀な人材、管理システム、一定以上の管理レベルが存在する。敢えて、ISOに取り組む必要性は少ない。 これに比べて、小企業は、上記のどれをとっても劣る事が多い。だから、ISOを取る客観的必要性は高い。今までの流れは、大手取引先からの要請や、公共事業の参加資格のために取得する小企業が多かったが、今は自社の体質強化、利益拡大の為に取り組む企業が殆ど。 しかし、今までの取り方はダメしかし、先輩のISO取得企業からはあまりよい噂を聞かない。 ある調査によると「50%以上の企業が取得後に苦しんでいる」というデータもある。何故か?ズバリ!「自社の実状に合った、使いやすいシステムじゃない」からです。つまり、30人の会社に300人規模のシステムを作ってしまい、重たくて運用困難になっているからです。 多くはコンサルタントの責任ですまた、それを選んだ企業の責任にもなります。こうした状況をなくし、真に小企業に役立つISOを支援するのが、我々のスタンス・使命です。 <指導実績300社、ネットワークコンサルタント 20名>しかし、小企業のISO指導は、大企業より、難しい? これは、一般の方は、『意外』と思われるでしょう。しかし、我々プロからいわせると、 真実なのです。説明しましょう。 ここに、3人の会社があります。ISO-9001を取得します。規格の要求事項は、136項目です。単純に割ると、 一人45項目について「どうするか」をマニュアルに表現しなくてはなりません。 一方、ここに、300人の会社があります。 一人当たりは、0.45項目担当すれば、よいのです。 ISOの規格はどんな規模の会社にも同様に適用します。「おまけ」はありません。だから、小企業の方が 知恵や工夫が必要なのです。 小企業の指導には、コンサルタントの力量が必要になります。 我々グループの基本スタンスとコンサルテイング知っていましたか? 「小企業こそISOを取ると効果絶大・・という事実を!」理由は・・・3つあります。 ※ 一方大企業は・・・・人材が一般に優秀、管理システムがISOをとらなくても既に存在する。人の定着率ははるかに高い! 中小企業こそ逸早くISOに取り組むべきです。ところが、ISO取得企業の約50%が悩んでいる。 1.自社の実状に合わない、“重い”システムをつくって運用に苦慮している。 等がその中味です。いずれも本来のISOの目的や主旨に沿っていません。これらの実態から・・・取得した企業経営者に、「どうですか?」 という質問をすると・・・ 「ISOは大変だ。」
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